どーもです!
最近、お昼ご飯を食べた後、死ぬほど眠くなりパソコンの画面に小さい『っ』ばかり何ページにもわたり打ち込まれていた トモニシ ですw
コロナ禍の昨今、感染者数も激減し
そろそろお家の問題を片付けようと思っている方多いのではないですか?
相続で譲り受けた不動産をお持ちの方は、
どうしたらよいか、頭を抱えている方が多いと思います。
相続不動産を売却する際には、費用がかかります。
きちんと売却しないと、余計な税金が取られるかもしれません。
そうならないためにも、あなた自身が不動産知識を身につける必要があります。
決してムズカしい知識ではありません(^^)
ほんの少し、不動産の知識を頭に入れておけば良いのです。
ではどうしたらよいか?
不動産を売却するにも費用がかかります。
前回のブログの続きになりますが、
どのような費用がかかるかを通して、
不動産の知識を身につけることができます!
不動産知識を身につけることは、
お持ちの不動産を安売りしないための防衛手段にもなります。
それではさっそく見ていきましょう(^^)/
不動産売却にかかる費用項目
まずは不動産の売却に関して、どれだけの費用項目があるのか気になりますよね?
不動産売却にかかる費用項目の代表的なものは以下になります。
1、登記費用・司法書士手数料
2、不動産仲介手数料
3、境界確定費用
4、家財整理費用
5、ハウスクリーニング等清掃費用
6、建物診断費用(ホームインスペクター費用)
7、建物取壊費用
の7項目があります。
これは代表的な項目になりますが、
不動産の売却予定者、全員にこれらの費用が全てかかるわけではありません。
その点については、ご安心下さい!
前回は
1、登記費用・司法書士手数料
2、不動産仲介手数料
についてご説明しました。
この2項目だけでも、中々の費用がかかりましたよね?
まだお読みでない方は、こちらからどうぞ!!
今回はその続き、まずは境界確定費用について見ていきましょう(^^)
境界確定費用
『境界確定費用』、この費用は読んで字のごとくなのですが、
隣接地等との境界を確定させ玲際に必要となる費用のことをいいます。
因みにこの費用は、全員が必要になるワケではありません。
売却を予定している敷地について、
おそらく大体の方がしっかりと見たことがないと思うのですが、
自分の敷地とお隣の敷地や自分の敷地と道路との間に、
敷地境界を示す、『境界標』というものがあるのですが、
ご存じでしょうか?
金属製のプレートになっており、
そのプレートには境界の文字と土地家屋調査士印が記されております。
この土地家屋調査士とは、敷地の面積を確定させ、
敷地と敷地との境界を確定させることができる、
国から認められた、有資格者のことをいいます。
取りあえず、売却予定の不動産の敷地の境界、
実際にご覧になってみて下さい(^^)
ありましたかね?
敷地の境界全部に境界プレートがある方は
このブログを読まなくて大丈夫です!!
敷地境界がしっかりと表示されていますので、
このまま売買しても問題ありません。
しかし、おそらくですが
境界プレートらしきものはないぞ、、、??
という方がほとんどだと思います。
少し昔だと、金属プレートではなくて、
くさびのような木製の杭が打ち込んであったり、
石の杭が打ち込んであったりします。
これがあればまぁ大丈夫なのですが、
なんせ古いです。
何十年以上も前のものになりますから、
境界を確定させる必要があるかもしれません。
なぜここまで、境界のことをいっているのかというと、
最近の売買契約書には、
『売主は、買主に本物件引渡しのときまでに、隣地との境界を現地において明示する。』
不動産売買契約書 公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会 より引用
って、はっきりと書かれているんです。
まぁ、解釈としては、売主である所有者と隣接地の所有者が境界はココですと、
分かれば良かったので、
書面に取りまとめて判子をもらえば、
それでOKでした。
数年前までは、、、
けど、今はそういうわけにはいきません。
今まで境界確認に使われていた書面を『境界確認書』といいますが、
これは現所有者同士が境界はココですよーって
写真とか図面を用いて証拠を残し、お互い判子を押すもの。
けど、この境界確認書、法的には何ら保証されるものではありません(^^;)
次の所有者とは判子を押していないので、法的効力がほぼないんですよね、、、。
実際に売買が行われた後に、
お隣の方が、実は境界違ってたんですよ。。。
とか平気でいってくるときあるんです(^^;)
こうなってしまっては、どーしようもありません。
『境界確認書』を交わしたのはあくまでも前の所有者との間ですから、
その不動産を買った方は関係ありません。
責任の所在はもちろん、その不動産を売った
売主である『あなた』です!!
なので、このようなトラブル防止の観点からも、
土地境界を確定させる必要があります。
昔は境界なんて結構どうでも良かった時代がありましたから、
まぁココで良いんじゃない?
的な感じで終わっていました。
ホントいい時代ですw
けど、今はかなり世知辛い世の中。
敷地境界ははっきりさせておかないと、
お隣同士なのでトラブルになるとホントに厄介です(^^;)
この境界確定費用は、『売主負担』が原則になります。
たまに、買主側で境界確定測量するから、その分安くしてね。
ってこともあります。
どちらにせよ、売主が費用を負担していることには変わりありません。
この境界確定費用、
また結構かかるんですよ、、、(^^;)
一般的な境界確定費用は 30万円~50万円
が相場になっております。
たっ高い、、、
またしても、高い(T_T)
その通り、高いです。
登記費用や仲介手数料と同じく、
高い費用がかかります。
まぁこれも税金等が含まれているため仕方ないんですけどね。
敷地が広く、隣接地が多い場合はもっと高くなります。
100万円近くかかることもありますからね(T_T)
なので、境界確定が必要な売主の方は、
この費用を考慮する必要があります。
売却価格にその分をオンするか、
自分の持ち出し費用にして手残り金額が少なくなっても仕方ないと思うか、
これは売主様の考え方次第になりますけどね。
どうです?
このこと知っておかないと、手残り金額ばかり少なくなって、
不動産を売る意味がなくなるかもしれません。
それでも売ってしまいたいと思う方もいますし、
ホントに売主様次第です。
損をしないためにも、しっかりとこの項目を頭に入れておきましょう!
そしましたら、次いってみよー!
家財整理費用
この『家財整理費用』とは、
建物付きで売却する場合、
建物を解体する場合、
建物の中を空っぽの状態にする必要があるため、
その際の建物の中にある、残置物の撤去費用をいいます。
ご実家の相続を受けた場合には、
ずっとご両親が住まわれていたと思いますので、
荷物の量はかなりあると思います。
これホントにかなりあると思います(^^;)
先にどれくらい費用がかかるか申し上げておきますと、
一般的な戸建住宅で、
20万円以上
は必要になると、見ておいて下さい。
量が多いと、30万円~40万円かかったこともあります。
おっと、、、
これも高い、、、ですね(^^;)
けどこの費用、
ホントに高いですけど、
家の中にあるもの一切合切、ぜーーーんぶ処分してくれますので、
超便利!!
私自身、自分の自宅を売却する際に、
自宅の後ろに祖父母の時代からある倉庫があったんですね。
その中には荷物があるわあるわで、
けど費用は高いしなーってことで、
自分で片付けたことがあるんです。
労働時間は、週2、3日ほど5~6時間の作業を2ヶ月弱、、、
作業時間はトータル100時間はかかったかもしれませんw
いろんな昔のものが出てきて懐かしかったので、楽しかったのですが、
必要なものと不必要なものを分けて、
次に燃えるもの、燃えないもの、金属、資源回収、埋め立て地行き等
に分けて、、、
後者のゴミの分別はホントに厄介w
有料粗大ゴミもあり、
その場合品目を調べてそれがいくらかかるのか調べないといけないし、
回収してもらうには、建物の外に出しておかなければいけないという、、、
タンスは本当に大変でしたw
なんやかんや自分でしている内に、
ふと、我に返ったとき、、、
はじめから業者に依頼して、
中のもの全部運び出してもらえば良かった、、、(T_T)
と、ホントに後悔しましたw
これだけ時間かけて、体力も削られて、
ぎっくり腰もやったし、
病院代が余計にかかったしw、
売却代金から十分にこの費用は捻出できたので、
はじめからそうすれば良かったと、ホントにそう思いました。
オススメするわけではありませんが、
費用は結構かかりますけど、
費用対効果を考えると
圧倒的に、業者に一任した方が良いです!
何にせよ楽っ!!
けど高いし、自分で何とかするわーって方は
どうぞ、頑張って下さい!!
私みたいにぎっくり腰になって、
病院代が余計にかさまないことを祈っております。
しかし高い費用なので、何とか節約できないか
って思うのが、世の常。
ですが、方法は一つしかありません。
売却をする前からマメにご自身で
処分していくしかありません。
これしかありません。
売却までの事案に余裕を持たせて、
ご自身で何とかするしかありません。
なので、頑張って処分しましょう!!
因みにですが、建物を解体して売却する場合は、
この費用を安くすませることができる場合があります!
これについては、建物解体費用のところでお話ししますね(^^)
と、またまた2項目の説明でこれだけの長いブログになりましたので、
続きはまた次回ご説明します!!
質問受け付けます
私 トモニシ は当然ながら、不動産業を営んでおります!
不動産売買に関すること、
不動産賃貸に関すること、
土地活用に関すること、
ブログに書いてないようなこと、
あんなこと、
こんなこと、、、w
ご質問お受け付けいたします!
ブログにこんなことも書いて欲しいでも構いません!
ブログを書いていると、私自身が書いているので、
独りよがりになる部分があるんですよねw
いろいろな方からのご意見も聞きたいと思ってますので、
ご質問受け付けております!!
それではまた!!